しあわせを生む小さな種を読み幸せの定義を知る|感想やあらすじも!

大人気エッセイスト松浦弥太郎さんの心に響く『しあわせを生む小さな種』を今回ご紹介させていただきます!

しあわせについての定義をとてもうまく表現されていて、
考えさせられる作品です。

しあわせを生む小さな種のあらすじは?

しあわせとはお金を出して買うものでもなく、どこかから落ちてくるものでもない。

という冒頭から始まる本書は、気づけば生き急ぐように日々を過ごしていた自分に気付くことのできる、みんなにお勧めしたい、一度は読んでおきたい本です。


さらっと読みやすく、心にスゥーっと滲みてくる松浦弥太郎さんの優しい言葉は、読むものを穏やかな気持ちにさせ、自分の探し求めているしあわせってなんだろう?と考える時間を与えてくれる本です。


しあわせとは、自分で種を撒き、水をあげ、大切に育てること。手間と時間はかかるが、喜びは格別。それをしあわせと呼ぶのではないか。

と優しい口調で松浦弥太郎さんが終始語りかける。


現代社会の忙しない日々に忙殺され、相手を思いやることよりも、頭ばかり使って効率を重視していた自分に気づくことができ、
近すぎて当たり前だと思っていた自分のしあわせにしてあげたい大切な人に『いつもありがとう、これからもよろしくね』と伝えたくなる、そんな素敵な本です。

しあわせを生む小さな種から学んだこと

『身体や頭ではなく心を使っているか?』という一節にとても感銘を受けました。


AIやその他科学が進歩している現代社会において、いかに効率よく、合理的であるかということが重要視され、『頭を使う』ことばかりになって、一番大切な『心を使う』ということをしなくなっているのではないかという松浦弥太郎さんの言葉に、

自分がなぜこんなにも人間関係で満たされず疲れてしまうのかとずっと考えていたことの答えを見つけたように思いました。

しあわせを生む小さな種から今後役立てたいこと

漠然と大人になったらしあわせになりたいと幼い頃からずっと考えてきたことの答え、『自分と関わる人にとにかく優しく、与えられてきた優しさにはそれを包み込むような愛でさらに返す』ことを実践していきたいと思いました。


それが、自分自身の幸せにつながり、はたまた相手の幸せやそのまた近くの人のしあわせに繋がる、ポジティブの連鎖をまずは自分の周りから実践してみます。


自分の思い通りにいかないと苛立ってしまうこともありますがそれこそ人間と思い、優しい気持ちで日々過ごしていきたいです。

しあわせを生む小さな種の感想

とにかく、『感銘を受ける』ということばがこんなにしっかりとくる本があるのかと思いました。

松岡弥太郎さんが紡ぐ言葉は本当に全ての言葉が優しく心に響くため、自分にとってお守りのような本になりました。この本に出会えてよかったです。

しあわせを生む小さな種はもっと多くの人に読んで欲しい!

内容でイマイチなところは正直本当にないのですが、強いて挙げるとするならば、もう少し文字数が多いと良いと思いました。

なぜならば、あっという間に終わってしまい、短いなぁ、もっと読んでいたいと思ったからです。

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